【実体験】江戸川区で民泊許可を取得するまでの流れ

~用途地域・道路条件・申請手順をわかりやすく解説~

はじめに

民泊を始めるには、物件選びから許可申請まで、意外とたくさんの手順を踏む必要があります。
しかも、東京都内でも区によって条件が異なるため、事前の確認がとても大切です。

今回は、私が江戸川区で実際に民泊許可を取得した体験をもとに、
物件探しから申請完了までの流れをまとめました。
これから民泊を検討している方へ、参考になれば嬉しいです。

1. まずは物件探し(用途地域と道路条件をチェック)

民泊向きの物件を探すとき、最初に注意すべきポイントは2つです。

  • 用途地域が民泊可能な場所か
  • 敷地が幅員4m以上の道路に接しているか

用途地域や道路幅は、物件を決める前に必ず確認しました。

2. 物件が決まったら、江戸川区保健所に相談

保健所では、民泊可能な地域か、道路条件を満たしているかを教えてくれます。
担当者が親切に対応してくれるので、事前に不明点はここでクリアにします。

3. 消防署に相談して消防同意を取得

家主同居型なら、消火器設置や防炎カーテンなど基本的な消防対策でOK。
消防署で説明を受けて、必要な消防設備を整え、消防同意を取得しました。

4. 面積測定と近隣への周知(チラシ配布)

宿泊室・浴室・トイレなどの面積を自分で測定し、資料にまとめます。
また、周辺住民に対して「民泊を始めます」というチラシを配布して周知を行います。

5. 民泊制度運営システムに登録・入力

消防同意、面積測定、近隣周知が完了したら、
国交省の「民泊制度運営システム」にアクセスし、必要事項を入力・申請します。
→ 民泊制度運営システムはこちら

6. 許可番号発行 → 民泊運営スタート

約1ヶ月で住宅宿泊事業番号が発行されます。
この番号を取得して初めて、エアビーやブッキングドットコムに物件登録が可能になります。

まとめ

民泊許可取得には準備が必要ですが、手順通りに進めれば自分でも十分可能です。
これから民泊を検討している方の参考になれば嬉しいです。