▼2025年4月28日 Yahoo!ニュースより
2025年4月28日(月)に配信されたYahoo!ニュース(THE GOLD ONLINE 提供)では、石川県金沢市での古家再生事例が紹介されました。
築50年以上の住宅が、リフォームを経て賃貸物件に生まれ変わったとのことです。
購入金額は300万円、リフォーム費用は390万円。合計690万円の投資で、月6万5千円の家賃収入が確保されています。
しかも、延床面積は約107㎡。立地も良好で、観光地や繁華街へ徒歩でアクセス可能です。
表面利回りは約11.3%と、非常に高水準な結果となりました。
▼東京にも眠っている“使える物件”がある
こうした地方再生事例を見ると、「地方のほうがチャンスがある」と思われがちです。
しかし、私は東京にも同様の可能性があると感じています。
都心の一等地は価格が高騰していますが、都心から1〜2駅離れるだけで環境は一変します。
静かな住宅街や下町エリアには、まだまだ手頃な物件が存在しています。
たとえば、駅から徒歩10分程度でも、住宅地の中で静かな環境が得られる場所。
また、駐車場付きの一戸建ては、ファミリー層や長期滞在者に人気です。
こうした物件は、マンスリーや民泊として活用しやすいといえるでしょう。
▼「場所」ではなく「体験設計」が鍵になる
民泊やマンスリーでは、駅からの距離だけが勝負ではありません。
本当に大事なのは、「その物件でどのような体験ができるか」です。
たとえば、以下のような特徴があると好まれます。
- 静かな場所でゆっくり過ごせる
- 駐車場があって車移動がしやすい
- 近くにスーパーや商店街があり、生活しやすい
- 緑が多く、リラックスできる環境
このような要素を満たせば、多少の立地条件の不利はカバーできます。
▼まとめ|地方も東京も、「活かし方」がすべて
金沢の再生事例は、築古物件でもしっかり活用すれば利益を生むことを示しています。
ただし、それは地方に限られた話ではありません。
東京の中にも、まだ活かされていない住宅や空き家が数多く眠っています。
民泊やマンスリーで成功するためには、立地だけでなく「どんな満足を提供できるか」が問われます。
これからの不動産活用は、“場所重視”から“体験重視”への転換がカギになるのではないでしょうか。
※本記事は、2025年4月28日配信のYahoo!ニュース(THE GOLD ONLINE 提供)「50万円のボロ家が月6万円の不労所得を生む…金沢古民家投資、驚異の高利回り」を参考に、運営者の視点で再構成したものです。