昭和から続く硬めボンネルマットレスROOM｜戦後〜70年代の定番寝具

ボンネルスプリングとは

ここは、戦後〜1970年代に日本で標準だったボンネルスプリングマットレスをまとめた説明ルームです。歴史、特徴、選び方を短く整理し、昭和から続く硬めマットレスの魅力を解説します。

時代背景（戦後〜1970年代）

戦後、日本の暮らしは洋式化が進み、ベッドが普及しました。とくにボンネルスプリングは大量生産に向き、価格も安定。結果として、家庭やホテルで広く使われました。国産メーカーが普及を牽引した点も重要です。

ボンネルマットレスの特徴

構造：コイルを連結し「面」で支える設計。寝心地は硬めで寝返りがしやすく、さらに通気性も良好。丈夫で長持ちしやすい一方、反発は強めです。価格は比較的手頃で、エントリー層にも適しています。

おすすめの利用シーン

硬めの寝心地や畳に近い感覚が好きな方。寝返りをスムーズにしたい方。まずは低価格でベッド生活を始めたい方。さらに昭和レトロやホテル風の雰囲気を好む方にもおすすめです。

代表的なモデルの種類

標準型の片面仕様、裏表を使える両面仕様、さらに厚みを持たせたクラシックホテルモデルなど。いずれも歴史的背景を感じられるタイプです。

選び方のポイント

体格や体重に合わせて硬さを選ぶこと。厚みは20cm前後を目安に。側生地の通気性や詰め物の量も確認。両面仕様は長期使用に向き、片面はまずお試しに適しています。

お手入れと長持ちのコツ

3か月ごとに回転または裏表をローテーション。除湿シートやベッド下の通気も忘れずに。直置きする場合は特に湿気管理が大切です。